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コラム

2022.01.07

人間好きが止まらないとある男の仕事論

販促

Promotion Producer:笹川 厚

私たち戦略デザイン本部は、フィジカル/デジタルの垣根を超え、
最適なコミュニケーションを提案する企画部門です。
そんな中、わたしの仕事流儀を含めながら、
気に掛けている話題を取り上げてみたいと思います。

そーです。私が人間大好きの笹川です。

友人、知人、仕事仲間やクライアント、

常に、できるだけ明るく楽しく過ごしたいと考えています。

特に、一番興味があるのが「知らない人」

時には居酒屋のスタッフと仲良くなることも、はたまた隣に座る初対面の人と話をすることも、

同じ空間を共有するコミュニティという解釈で話しかけます。

(この場を借りてお詫び申し上げます!)

そこで感じるのは、投げかける言葉によって相手の表情は千差万別

やっぱ人間、ここが面白い

「会話=コミュニケーション」を行うことで、見ず知らずの人と一瞬で仲良くなれたりする。

お互いが、リズムやトーンをアジャストさせながら言葉を選び、スムーズに心地良い方向へ持って行こうとする。

このライブな瞬間がとても好きなんですね。

そんな私の仕事観

やはり昨今、フィジカル的な肉体離れが習慣化し、

それさえなんだか心地よいと思う人や、深いお付き合いの方としかお会い出来ない日々が続きましたよね。

私はこの2年、それまでの対話ありきの日常から隔絶され、今までとは違う方法で、今までと同じ充実感を得られる方法、答えのような物を模索してきました。

でもやっぱり行き着く先は、日常ごく当たり前に行っている「会話=コミュニケーション」

これが、どんな時代になろうが、僕たちプロモーション屋の原点だと感じています。

これまで話をしてきた、様々な人の表情から学んだ経験を糧に、

「いいモノにしたい」というひとつの目標に向かって、関わる全ての人が知恵を出し合い、叩き合う。その延長上にはプレゼンがあり、消費者がいて、効果がある。

常に、人間力を試されるように、情報と体験を取り込んで、新しい提案に生かしていく。

そんな感じを繰り返して、人間としても成長していくのかなと思います。

これからも、責任感と、好奇心とユニークを持ち合わせ、

コミュニケーション力を絶えず磨きに出掛け、 ピリリと辛いプレゼンテーションを実施していきたいと思っています。

そんな私の注目株

我が家の5歳女児は、寝転がりながら機種替えで余ったスマホを手に、ほぼ毎日Youtubeをおとなしく楽しんでいます。

1歳を超えたころからこの調子で、冒頭や合間に挟まる広告は即Skip、同年代の女の子が楽しげにおもちゃを紹介するチャンネル、関連動画(同じ属性のコンテンツ)を永遠に再生。

その後のお出かけで、おもちゃ売り場にダッシュし同じものを欲しがります。

彼女からすれば、いくつもある動画コンテンツの中から口コミの相手を見極めて、まだまだ漢字も書けない子供ではありますが、ちゃんと今のマーケティング手法に乗っかっているわけです。かわいい

一方、小学5年生の長女はと言いますと、

韓流コスメや、K-POPなど韓流ブームに心酔中。

こちらは常にTikTokを永久ループ、この様に年齢によってよく目にする媒体も変わります

彼女は心底惚れ込むBTSや、少し年上のお姉さま達が推奨するコスメに没頭中。

パパには何のことかよくわかりませんが、原宿にいきたいと、1日5回言っています。

2年ほど前から通い始めたダンススクールでは、BTSやTWICE、BLACK PINKの最新の楽曲を踊りたい!ということで最寄りのスクールから、家から少し離れた場所まで通い直し、家ではテレビで再生しながら自主トレを欠かさず実施。

メイクではDAISOや3coinsからちょっと背伸びしたETUDEやCANMAKEへ。

それらを100均一で買ったクリアボックスに丁寧にしまってコレクションしています。

 

 

 

 

 

 

  

何を申し上げたいかと言うと!?

データは大事。でも、自分の目で見た情報はもっと大事。

マーケから上がる傾向を示すデータは事実を知る上で大変重要であることはもちろん。

でも、自分が提供する価値や勝ち路線となる尖った提案は、自分の目で見てこそ説得へと起因すると信じています。

Webで調べればあらゆる情報が得られることは百も承知ですが、体験して代弁することこそ、チームや組織、クライアントや消費者を説得できるプロモーションへと繋がります

私で言うと、子供たちの興味関心がきっかけで、商業施設の施策や、メーカーのプロモーション提案に実体験としてご提案することがとても多いわけです。

もちろん、自分の子供たち以外の属性、環境が存在するので、いろんな子を持つ皆様と会話をして、実体験の様に吸収し、プロモーションに活かす工夫をしたりします。

提案がゴールという訳ではなく、人間好きの好奇心・知らない人を知りに行く熱量がここで自然とループする訳です!

さあ、黒ラベルでも飲みながらお話しませんか!?

プロデューサーからひとこと

情熱が止まらない。という言葉もありますが、

やはり情熱の手前には、「人間好きが止まらない」というポリシーがあり、

人間を好きでいることで、あらゆるモノゴトに情熱が湧いてくるのだと思います。

多様性を尊重し、同じ時代を生きる人々に今日も感謝し眠りたいと思います。

本当にありがとうございます。

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