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コラム

2022.06.03

SDGsってなあに?

ソリューション

Promotion Director:大野 真俊

最近、ドキドキしてる?

私たちの仕事であります販売促進施策において「SDGs」というワードは毎日のように耳にするようになりました。
今回は今さらではありますが、SDGsについて私見も交えながら少し書かせていただこうと思います。
SDGsは非常に専門性が高くいろいろな解釈の仕方もあるので、ここでわざわざ記事にすることでいろんな指摘を受けそうでドキドキしますが、流し読みしていただけると幸いです。

企業が考えるSDGs

今さらSDGsの意味を事細かに説明する必要はないかと思いますが、

SDGsは国際目標として定められている世界の「共通言語」となっているもので、現在は企業・個人共に取り組むべき課題としてすでに浸透してきています。

要するに企業にとってSDGsは取り組んで当たり前

取り組まないとマズいという状況です。

もちろん販促活動においてもその傾向は顕著で、企業の販促担当者からもSDGsを取り入れたい、もしくは取り入れなければならないという相談は増えてきました。

そう、つまりビジネスにつなげるチャンス。

販促×SDGs=?

では販促にSDGsを取り入れたからといって簡単に物が売れるのでしょうか?

SDGsが直接的な販促活動には繋がらないんじゃないかと思いますよね。

だって、自分が気に入った物や、より安い方に手が伸びるのではないかと。

私も最初はそう思っていました。

しかし、企業とSDGsについてアンケートをとると、

・このような活動をする企業に好感が持てる

・展開している商品やサービスの内容とSDGsの内容に関係があると特に好感が持てる

・できるだけSDGsに取り組んでいる企業の商品やサービスを利用したい

と、SDGsを意識した企業への印象は軒並み好印象な回答が多いです。

もちろんアンケートなので、多少の誘導尋問になってしまうところはあるかもしれませんが、SDGsへの活動の評価と企業の好感度には強い相関が挙げられ、消費者の商品やサービスへの購買意欲へ関与している可能性が高いと言えます。

そう、つまりビジネスにつなげるチャンス。(2回目)

安易なSDGs風は逆効果

よし!じゃあ販促施策にSDGsを取り入れよう!となり企画をする際、

私は下記点を注意すべきだと考えています。

SDGsを表面上だけで行わない

SDGsというワードを使いたいがために、それっぽい素材を使った景品をプレゼントするだけで、「SDGsキャンペーン!」と大々的に謳ってしまったり…

SDGsのアイコンである17色のカラーホイールを、

デザインの一部に使用してるだけで「SDGs!」といってしまったり…

前述のアンケートにもあるように、SDGsに取り組んでいるというのは企業にとってプラスの要素が大きいです。

しかし、浅い知識や間違った認識のまま、販促活動にSDGsを取り入れてしまうと逆効果。イメージダウンになりかねません。

その点を忘れない、それが大切なポイントです。

消費者にはすぐに見透かされてしまいますからね。

SDGsと喜びをつなげる販促施策

SDGsを販促施策として考える際、私はよくその企画の中に子どもを登場させます

例えば地元の保育園・幼稚園・小学校などの子ども達に参加してもらえるような座組みを考えるんです。

子ども達を巻き込むことでクライアント様が企画を受け入れやすい、という思惑もあったりしますが。笑

ですがやはり最大の目的は、

子ども達に参加をしてもらう=親を巻き込む=来店・購買機会へとつなげる

このような素敵な公式を作り出すチャンスになるというわけです。

子どもたちの学びにつながるような施策はそのままSDGsにつながりますし、子どもの学びは親の喜び。そのために来店してくれたらお店の喜び。

みんなの喜びが連鎖する、このような企画が実施できるとドキドキしますね。

ディレクターからひとこと

SDGsとは、流行りだから!と乗っかって取り組むものではなく、また短期間で解決できるものでもありません。

目先の利益ではなく長期的な視点・未来への投資だと捉え、

SDGsの背景をしっかりと理解した上で、販促活動に取り入れていくことが成果に結びつくと私は考えています。

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