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コラム

2022.06.24

熱狂を生みだすコンテンツ

PRイベント

ここ最近、テレビでよく見かける「サバイバルオーディション番組」。
あれってついつい見始めていて、気づいたら感情移入していて、気づいたらその子たちのファンになっちゃってる。。そんな経験をされている人も結構いるのではないでしょうか?

今回はそんな視聴者をついつい熱狂させてしまうコンテンツの作り方について、私なりに考えてみましたので、ぜひお時間がある方読んでみてくださいね!

熱狂を生むコンテンツ3つのポイント

まずは結論から!視聴者の熱狂を生んでいるポイントは

ゴール設定が明確

・雪だるま式に増えていく、にわかファン

・コンテンツが成長する仕掛けがある

この3つがあると思います!

それでは3つのポイントについて解説させていただきたいと思います。

①ゴール設定が明確

まずは、なにより、ゴール設定が明確であること。

僕が大好きなバチェラーであれば、バチェラーとお付き合いすること。

また、2年ほど前に「縄跳びダンス」として社会現象的に盛り上りを見せた、Niziプロジェクトであれば、デビューすること。

このように「企画がどこに向かって走っているのか?」がハッキリしていると、受け手は迷うことなくコンテンツを視聴することができます。

視聴者にとって分かりやすい、応援しやすい環境を整えることが、話題性を最大化する秘訣なんだと思います。

②雪だるま式に増えていく、にわかファン

SNSが情報収集の中心になった昨今では、話題のコンテンツは雪だるま式に広がっていきます。業界っぽく言うと、バイラル(ウイルスのように2次的3次的)で広がっていきます。

Niziプロジェクトも、配信当初は投稿も少なかったはず。しかし、終盤に差し掛かるにあたり話題性が高まり、SNS上で 「Niziプロジェクト」についての投稿を見かける回数も増えたと思います。

これはまさに、口コミが口コミを呼ぶ典型で、時間とともに雪だるまの大きさが大きくなった証です。

話題性が高まることによって、にわかファンは新たなにわかファンを呼び、誰もが気軽につぶやける雰囲気が生まれ、SNS投稿の量も急拡大します。

そして、Niziプロジェクトでは、「自分が推しているメンバーが活躍できるか?」バチェラーなら、「推しメンが、無事にローズをもらい次のステージに進めるか?」と、つい自分ゴト化してしまう。いわゆる、推しメン効果でさらに話題を生んでいきます。

ある番組では、「視聴者投票制度」を活用し、視聴者が1プロデューサーとして選抜に「参加」する。そんなコンテンツまであります。

③コンテンツが成長する仕掛けがある

②にも関連してくることなのですが、受け手を楽しませるにはコンテンツの変化や成長が不可欠です。

Niziプロジェクトなら、練習生の女の子達がオーディションを通して、アイドルの卵として魅力を増していきます。

バチェラーも、女性陣は選ばれていく過程で自信をつけ、明らかに綺麗な女性に変貌していきます。

“つねに成長や変化が受け手から確認できる”ということが、受け手を味方につけるコンテンツの条件と言えます。成長・変化なしに、人を魅了し続けることはできないと思います!

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は「熱狂を生みだすコンテンツ」の作り方について3つのポイントを私なりにお伝えさせて頂きました。

要するに“視聴者の【自分ゴト化】”これが一番大切だなと感じつつ、一番難しいことだな~とも感じます。

「自分ゴト化させよう」と思って作られたコンテンツはユーザーにも見透かされるもの。

私はユーザー視点でマーケティングを考えることを大切にしております。