SDD Strategic Design DepartmentSDD Strategic Design Department

若田部 幸 Yuki Wakatabe

Our Members住宅業界特化の広告セールス職
SDDのマーケティングにJOIN。
出会ったのは「広く、長く、深い」
クライアントとの日々

戦略デザイン本部
プロモーションディレクター

People

1931年創業の千修のなかで、マーケティング・ブランディングなどもっとも新しい取り組みを担っているのがSSD【戦略デザイン本部】です。
そこで働くメンバーは約20名。ひとりひとりが異なるキャラクターを活かして仕事にあたっています。そこで仕事内容・ワークライフバランス・転職理由までインタビューしました。

趣味:映画鑑賞、レビュー閲覧
制作会社でナショナルクライアントの広告制作・プロモーションを経験。プランニング・制作進行・イベント運営など、幅広い業務を担当。より上流からの提案に携わるために、千修へ転職し、カスタマージャーニーの設計をはじめとした、アップセル・クロスセルを実現する戦略策定を支援。

2022年6月からSDDへ
前職と変わったことは【質問力】のトレーニング体制

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マーケ職ですね。仕事内容から教えてください。

マーケ職ですね。仕事内容から教えてください。

「マーケティング」……といっても仕事内容は本当にいろいろあります。特に私が担当するのはキャンペーンや商品のプロモーション全般、広告展開の立案から進行まで。クライアントの課題しだいでなんでもやりますし、まずは課題をヒアリングすることから始めます。

企画提案の場面が多いのですか。

はい。企画に力を入れたい方にはSDDはおすすめです。私自身も企画をやりたくて働いているところがあります。
2022年6月にSDDにジョインしたのですが、最初の1年は先輩に教わりながら案件の進行がほとんどでした。2年目から企画提案も増えてきて、いまは企画と進行のウェイトは50:50くらいまで増えました。

でも「提案」という仕事も本当に幅広いですよね。

そうですね。幅広いし、正解がないところがやりがいです。SDDでも担当メンバーごとに提案内容も手法も違います。自分らしさが出る仕事ですね。
SDDでは毎週火曜日の夕方に勉強会があって、議題に上がった提案案件についてメンバーで議論しています。案件担当者じゃなくても「私ならこう提案するよ」って自由にアイデアやアドバイスを出すので、けっこうな頻度で白熱します。本部長が仕切ってくれますが、意見には上司も部下もないので(笑)。

最初からクライアントの大きなプロジェクトやブランディングをまるごと依頼されることはほとんどなくて、一件のオーダーをいただくことから始まるケースも多いんです。そのオーダーを「提案」に成長させて、仕事を大きくしていく。そのためにはマーケターとしての経験値も大事ですが、結局は「ちゃんと聞く」力が必要なんだと思います。「なぜそのオーダーを出したんだろう?」「本当の課題は何だろう?」と質問で掘り出すところから提案が生まれてくるんですよね。前職も広告関係の仕事だったのですが、SDDではその質問力を全員で鍛えていくカルチャーがあることが一番の違いでした。

20代のうちに知見を広めるため転職を決意
入社2年目で取引歴50年のクライアントを担当

02

広告業界からのジョインですね。

広告業界からのジョインですね。

前職は住宅系の広告を扱う制作会社の営業でした。もちろん前職にもやりがいがあったし好きな仕事でしたが、関われる業界が絞られていたので、もっと広い業界に関わりたいという思いで転職活動をはじめました。専門性があるのも良いことですが、20代のうちに知見を広めておきたいという思いがありました。
千修は会社の歴史が長いので、メーカー・飲食・ITあらゆる業界のクライアントがいます。私は入社して2年ほどになりますが、すでに50年以上の取引がある企業様を担当させていただいています。

半世紀の取引。プレッシャーを感じるのでは?

今まで培ってきた信頼を裏切るようなことがあってはならないし、期待に応えつつ期待を越えなければならないという、身の引き締まる思いです。私はSDDという新しいセクションで時代にアンテナを張らなくちゃいけない仕事をしていますが、いっぽうで会社が繫いできたクライアントとの関係性はいろいろな場面で感じます。打ち合わせも半分くらいはリモートでなく対面でお会いして話しますし、千修にはリアルの場を大切にしようとする風土があります。私はテレワーク推奨派なんですけど(笑)。でも、ずっとこうやって信頼関係を築いてきたんだなって。

全員がキャラクターを活かして働く「例外だらけ」の仕事

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SDDに応募される方のために、一日の具体的な業務内容を教えてください。

業務内容は本当にメンバーそれぞれなんですけど、私の場合、午前中に企画書作成にあてることが多いです。14:00までが私の頭がさえているゴールデンタイムで。
ランチはひとりでとることが多いかな。オフィスには打合せ兼カフェスペースもありますし、オフィスの近くには美味しいタイ料理のお店があります。
午後からは打合せを入れることが多いです。担当させていただいているクライアントが常に7~8社あって、そのうち更新頻度が高いクライアントは3社くらい。打ち合わせは社内・社外あわせて毎日1件か2件という感じです。そのあと翌日の準備をして19時くらいにオフィスを出ます。
でも本当に決まったルーティンがなくて、そのつど頭を使って乗り越えていくという繰り返し。この仕事の難しさは「例外」に対処していくことでもあると感じます。リスクヘッジして、先に手を打っておく大切さを覚えました。

最近で印象的な出来事は。

2024年1月1日に能登半島で震災が起きてしまいましたよね。その期間中、担当しているクライアントのキャンペーンが開催されていたんです。キャンペーンの当選者に、能登半島エリアの方が含まれており、その方の無事を把握した上でプレゼントを届ける方法をチームで考えました。私たちが取り組む仕事は、ルーティンのものが無く、世間の動向や事件によって、常に対応を考えなくてはならないものが多いです。その認識の持ち方についても、改めて考えさせられた出来事でした。

最近で印象的な出来事は。

一緒に働くメンバーについて教えてください。

えーと、誰から話しましょうか(笑)。まず信頼しているのは、私より2年早く入社した藤木さんという女性のディレクターです。お互い別の案件を担当しているときにも「ちょっと提案書のフィードバックをください」って相談する先輩ですね。

どんな方ですか。

大型商業施設のプロモーションやキャンペーン進行など、自分の領域と近い仕事を対応している方だからアドバイスが詳細なんです。まじめで丁寧。私とは真逆で(笑)。オフィスはフリーアドレスなんですが、入社してからすぐ話すようになって。藤木さんの仕事を見て学んでいました。
もう一人は部門長の橋口さんですね。

橋口さんはどんな方ですか。

SDDの長であり、だいぶキャリアが上の方ですが、早い段階で案件の相談をするようにしています。仕事の進め方や考え方などの根っこの部分で迷っているときにアドバイスをもらう人、という感じですね。橋口さんは意見をズバッというタイプですが、誰の意見も頭ごなしに否定することがない人だから相談しやすいと思います。あ、ちなみに声はかなり大きいです(笑)。

これからSDDでやってみたいことは。

クライアントの幅はすでに本当に多様なので、あとは「深さ」かなと。クライアントとコミュニケーションをとって、本当にやりたいことを一緒に見つける仕事が好きですから。目指しているのは、総合的なブランディングを担当することです。
あと、細かい進行が苦手なので……そこもできるようにならないといけませんね(笑)。