新入生が入学時から就職を自分事化して、 人生を考えるためのキャリアデザインブックの提案
クリエイティブプロダクトその他
- 課題
- 大学の進路就職課のご担当者様から、入学式で学生に配る資料の一部として、新入生が就職を自分事化するための『就活支援冊子』を制作したいとご依頼がありました。就職活動本番を迎える前に、大学1年生の頃から自分事化することで、有意義な学生生活を過ごし、また大学の学生課にも親近感を持って欲しいという希望がありました
- 解決方法
- 就職や人生を俯瞰して考えるためのコンテンツを作成しました。学生が興味を持って冊子の中を見てもらえるよう、表紙にインパクトを持たせ、読み飽きないようなビジュアルを採用。就職フォロー、面接サポート、就職とは?といった質問など、進路就職課の存在を身近に感じる施策も盛り込みました。
- 具体的な施策
- 大学のイメージを演出するために、表紙には学生主催のファッションショーのビジュアルを使用し、キャリアプランの流れを紹介する際のトーンも、ワクワクして読めるようなコンテンツづくりを意識しました。また「インターンシップって何?」といった項目を導入し、1から学べ、書き込みもできるようなハンドブックとしての要素を配置しました。
課題
大学の新入生のころから就職を自分事化できる 魅力的な冊子を作りたい
大学生にとって、大学生活後半に重要となるのが就職活動です。大学の学生課のご担当者様から、在学生の未来をバックアップするために、入学時に配布する資料に、就活支援冊子を同梱したいと依頼がありました。
できるだけ早期に自らのビジョンを見つけ、キャリアプランを意識しながら学生生活を過ごすことで、就職活動のより良い準備ができます。また、新入生から就職について自分事化できるコンテンツを提供することで、進路就職課に気軽に足を運んでもらえるようにできればと考えていらっしゃいました。
解決方法
中を見てみたくなるような表紙とコンテンツで 就職活動のきっかけをサポート
大学側からの要望や意見を取り入れ、学生自らが将来を考え、何をすべきか、何を目指すのか、人生設計で必要となってくるお金の話など、『自らが考える将来』をテーマに、飽きずに読める構成をしました。
その大学が持つイメージをビジュアルに落とし込みながら、入学をスタートにして、就職を含む自分の人生をどうしていきたいか、書き込めるツールを提供しました。また、本格的な就職活動の前から、大学の進路就職課に親近感を持ってもらえる仕様にこだわりました。
具体的な施策1
学生が、冊子の中を読みたくなるような インパクトのあるビジュアルイメージで展開
表紙は、学生の心をつかめるよう、ビジュアル面のインパクトを出すことが重要でしたのでいろいろな提案をしました。最終的に、その大学が持つイメージを活かして、表紙は在校生が主催したファッションショーイベントの画像を採用し、何かをなし得ることの大切さをアピールしました。
キャッチコピーは「さぁ、思い切りランウェイをすすもう」を採用し、学生たちが自分の人生のランウェイを進んでいけるような意味合いも持たせました。
次の見開きでは、入学スタートから社会人生活に向けて、人生のロードマップを描きました。そのページも、大学側のインパクトを出したいという要望を反映し、学生の心をつかめるようなビジュアルや文章、ランウェイのモチーフを施しました。
具体的な施策2
採用サイトを制作している企業側の目線と 就職活動をする学生側の目線の 両方を知っているからこそできる有意義な提案
就活支援冊子には、自分の将来について書き込めるページがあります。1年次、2年次と自分の気持ちが変化していくのも分かります。4年間、いつも側に置いておける存在になればと思っています。
また、OBやOG、内定中の学生のインタビューも掲載し、先輩方から、学校で何を得たかなど、就職のバックアップになるようなアドバイスも掲載しています。
弊社では、企業の採用向けのコンテンツも制作していますので、採用する企業側の目線と、採用される学生側の目線の両方が理解できます。それぞれが求めるものを効果的に訴求し、お互いにとって良好な結果をもたらすコンテンツが提案できるのは、千修の利点だと自負しています。
担当者からのコメント
今回はより学生目線での制作をご希望され、進路就職課のご担当も20代の方々となりました。単に企画制作をご依頼されるだけでなく、若者目線の担当者にどのように企画されデザインが構築されるかを実体験として経験させたいという大学側の意図もあり、互いにアイデアを交換するスタイルで制作が進みました。自ら積極的に何かに携わることの大切さと面白さをお伝えできたとクリエイティブのスタッフも大変満足しています。